常務取締役 営業本部長 森田 泰浩 もりた　やすひろ

熱気と輝きに満ちたアジア、そこが皆さんのフィールド

セツヨーアステックは、創業当初からアジア市場に特化して事業展開してきた、アジアングローバル企業です。当社の売上はほぼ100％がアジアですので、アジアこそが皆さんのフィールドです。現在のアジアは、かつて日本が高度経済成長期に経験したような、むせ返るほどの熱気と成長期特有の輝きに満ちたエネルギー溢れる市場です。欧米とも比較にならないほどのドラスティックな成長のまっただなかにありますので、私たちもその変化に応じて柔軟な考え方をする必要があります。そのため、社員には入社後早期に海外出張に出向き現地を見る様に指導しています。入社から半年で海外出張に向かうこともあるほどです。海外の現場で肌身をもって学ぶことはとても大切ですし、国内にとどまっていては分からないことでも、現場に赴けば一目瞭然です。従って、海外志向の学生には魅力的な活躍の場が約束されているといって間違いないでしょう。とはいえ、入社まもない社員が海外の現場ですぐさま力を発揮するのは非常に難しいことです。ですから、語学を含めた独自の研修スケジュールを組み、配属後もトレーナーやメンターのサポートを伴ったOJTによる育成を図っています。

セツヨーの屋台骨を担う人材を求む

私たちが求める人材像は、積極性あるマインドとバイタリティ溢れる若さを兼ね備えた人です。私たち商社はモノを動かすことが仕事ですが、モノを動かすためにはまず、人の心を動かす必要があります。言語も文化も異なるアジアという地では、人の心を動かさなければ商売は成り立ちません。そのためには、枠にはまらないアグレッシブさや前進力は欠かせません。実際の面接では、何かひとつでも人より秀でるものはないかを見ています。それはバイタリティや地頭の良さ、プレゼンのスキルでもいいのですが、何か抜きん出るものがあれば仕事をするうえでの武器になると考えています。

なかには緊張して実力を出せない学生もいますが、数回の面接で人となりや考え方を総合的に判断するよう心掛けています。新しく採用する人材によって、今後の会社の舵取りは大きく変わってくるものです。ですから、20年後、30年後にセツヨーの屋台骨を担ってゆくような人材を採用し、育成したい。そうして若手を底上げし、企業を活性化することが、時代の変化に柔軟に対応できるグローバル企業であるためには必須のことと考えています。

成熟しきった日本にとどまらず、世界へ飛び立とう

次世代を担ってゆく皆さんには、日本から世界を見るだけでなく、アジアから世界を、あるいはアジアから日本を見ることで、グローバルな視野をもったビジネスマンになっていただきたい。グローバルとは、単にクロスボーダーなビジネスに携わることではありません。文化やものの考え方の異なる異国に身を置き、多視点から物事を捉えられるようになることだと私たちは考えています。当社は若い時からそうした経験ができる、チャンスに満ち溢れた会社です。私自身、30年以上のキャリアの大半は、海外営業の仕事をしていました。だからこそ、学生の皆さんには声を大にして伝えたい。ぜひ成熟しきった日本にとどまらず、世界へと飛び立ち、視野を広げてほしい。
アジアには、まだまだ成長の伸びしろのある市場がたくさんあります。そうした市場を相手にするとき、社員に与えられる裁量の幅は広いですし、自らの手で切り拓いていけるだけに、仕事の魅力は尽きることがありません。なおかつ、現地の成長・発展に寄与する面においても非常にやり甲斐のある仕事です。もちろん、そのために実力をつけることは必要不可欠ですが、何よりセツヨーに入社すれば、そのステージに立つことができる。ぜひアジアを軸に事業展開している当社で、アジアの成長とともに、皆さん自身を成長させてください。